ラ・メゾン・アンシェンヌ(神奈川県鎌倉市)
江ノ電極楽寺駅から長谷方面に歩き出すと、両側が切り立った崖になっています。
道の右側の階段を上ると成就院、左側の階段を上ると着くのが、このカフェ、ラ・メゾン・アンシェンヌ(上)。
確かに何度か通りかかり、「あ、この上にも何かお店があるんだ」とは思っていましたが、中原さんがエッセイに書かれたのを見て「よし、行くぞ!」と出かけることにしました。
切り立った崖の途中に突然現れる看板(下左)。
右の赤いのがカフェの、左の額縁っぽいのがさらにその奥にあるアンティークショップの看板です。
ジグザグの坂道を登ってたどり着いたのは……中原さんもエッセイで書いていらっしゃいましたが、ごく普通の民家(下右)。
ちょっと進んで玄関を見てみると、上の写真のような手作りの看板が出ていました。
営業時間の関係や、ほかのスケジュールに押されて、これまで2回ほど訪問し損ねているのですが、今日は営業時間内だし、もちろん営業日だし、抜かりはない!と、どう見ても民家のドアに手をかけると、あれ? 閉まってる?
入り口に記されている電話番号に電話してみても、留守電になっていて果たしてこの後開店の予定があるのかどうかもわかりませんでした。
う~ん、残念!!
このまま引き返すのも悔しいので、中原さんが座られたはずの2階の席をズームで撮影してみました(下)。
あちこちに下がっているのが、エッセイに書かれていた紫陽花のドライフラワーですね。
半円形のテーブルと言うのは、左側にある半分折りたたまれた机なのかな~?
この窓が面しているお庭は自然が豊富で、確かにリスが現れても不思議ではないロケーションでした。
今回は振られちゃったけど、次回はぜひお店に入ってミルクティをカフェオレボウルで飲んでみたいものです。
無音の贅沢を楽しみながら。
あ、この日の帰りに、エッセイの中で中原さんがご覧になりたがっていた300形の江ノ電に遭遇できたので、記念に写真を載せておきます(下)。
いや~、電車の写真って難しいですね。←
大丈夫。心の清い人にはちゃんと見えるはずです!(笑)
*追記
ついにお店に入れました~~!!
ということで、追加レポを記します!!
あれ、今日は看板(左上)にやる気を感じるぞ? と思って坂を上っていったら、ドアが開いていました~~!!(右上)
おとぎの国みたいな営業スタイルですね(笑)。
眼鏡を外していたので、思いっきり土足で入っていっちゃいましたが、正しくは玄関のところで靴を脱いで上のカフェに上がります(どうもすみません)。
アンティークな家具が無造作に並べられた店内(上)。たまたまお客さんがほかにいなかったのでパシャリ。
かごやドライフラワーが天井から吊るされていて、独特の雰囲気を醸し出しています。
中原さんのエッセイどおり、本当にBGMはなし、さらには冷房もなし!
思わず扇風機の前に陣取ってしまいました。
窓の外には、お隣のお庭、そして極楽寺周辺の緑豊かな景色が見えます(左上)。
のんびりと過ごすには最高のロケーションです。
ランチの時間が終わっていたので、バナナブレッドケーキとアイスカフェオレをいただきました(右上)。
中原さんがホットカフェオレを飲まれたのはわかっていたのですが、暑さに負けたorz。
空き瓶リサイクルのようなガラスの器で出てきて、添えられたシロップの容器は薬瓶?
ケーキもカフェオレもとてもおいしかったです。
次回はランチを食べに来たいなあ~と思いました!!
エッセンス ☆エッセイ集 47. ラ・メゾン・アンシェンヌ