遙かゆかりのスポット巡り

譲くんお誕生日おめでとう!特集

七里ケ浜・鎌倉高校前(神奈川県鎌倉市)



住宅街の中を、民家すれすれに走っていくことで有名な江ノ電
その鎌倉高校前の駅は、『遙かなる時空の中で3』のコミックのほうにばっちり登場しています。
もちろん、『運命の迷宮』のゲームに登場する江ノ電の駅も、明記はされていませんがここでしょう。

望美ちゃん有川兄弟の家の最寄り駅は極楽寺
鎌倉高校前とは三駅しか離れていないという通いやすいロケーションです。
この辺は道が狭くて危険なため、自転車通学が禁止されていることが多いそうで、ストーリーに自転車が登場しないのはそのためかもしれませんね(景時さんとか、喜んで乗りまわしているような気がしますが<笑>)。

  

鎌倉高校前
の駅のホーム(上左右)。
江ノ電は一部を除き単線なので、線路は一本で、両方から電車が入線します。
もちろん無人駅で、入り口のところにPASMO用のタッチパネルが乗車用と降車用の2つ設置されています。
ボケっとしていると、これを逆に押しちゃったり、逆向きの電車に乗っちゃったりする危険がある駅です(←両方経験あり)。

  
  
駅名表示パネル(上左)とホームから見た七里ヶ浜(上右)。
稲村ヶ崎小動岬の間の浜に付けられた名なので、この駅の前の浜も七里ヶ浜ということになります。

譲くん望美ちゃんは異世界の鎌倉でこの浜に立ち、高校生活を懐かしんだ後、「元の世界に戻れるだろうか」と語り合います。
実はこのとき、すでに譲くんは自分の未来を知っていて、自分が望美ちゃんをかばって死ぬこと、だから元の世界には戻れないことをほぼ確信しています(このときの台詞はこちらをご参照ください)。

CDドラマでしか聞けないモノローグですが、最高に切ないのでファンの方はぜひぜひ聞いてみてください!

 

七里ヶ浜から江の島を望む風景(上左)。

『運命の迷宮』では、将臣くんとここでいるとき、クラスメートに会ってしまう……というエピソードがあります。
堂々としているがゆえにごまかせたわけですが、「ずっと瀬戸内の海ばかり見ていたから」と、平家の人々に思いを馳せる将臣くんが切なかった(上右はそれをイメージして撮ってみました)。

鎌倉にいたころは、江ノ電を逃すとここに下りて遊んでいたこと、遊びに夢中になって次の電車も逃しそうになったこと……なども語られます。
望美ちゃん有川兄弟の思い出がいっぱい詰まった場所。
それがこの駅と浜辺なのです。