2010/08/21
舞台 『BARAGA-鬼ki』再演・京都初日

やっぱりこの劇を京都で見ると違いますね!
京都御所の中を通って劇場まで行って、「御所に火をつける」みたいな台詞を聞くと、「うわあ……」と思います。


今日は午前6時過ぎの新幹線で京都に向かったので、観劇予定の18時まで時間がたっぷり。
私の強い希望で油小路に行かせてもらいました。

「伊東甲子太郎外数名殉難之地」という石碑を見つけて、看板を音読していたら(笑)、近所の理容店のご主人が「ここのお寺は住職さんが亡くなって閉めてしまっているんだけど、鍵を預かっているから開けてあげますよ」と声を掛けてくださいました。
中にはなんと! 
伊東さんが絶命した場所の石碑が!

バッチリ写真撮影させていただいて、詳しい説明書も分けていただきました。
伊東さんが襲われた場所、遺体がさらされた場所、藤堂平助くんが倒れていた場所まで記されていて、感無量。
「昭和30年代くらいまでは、新選組は京都で本当に嫌われていたんですよ」
と教えてくださいました。
すみません、多摩の人間がご迷惑をおかけして。

その後は伏見へ。
新政府軍の本拠地、御香宮と、幕府軍の本拠地、伏見奉行所跡を見てきました。

こうした場所に行ってからの観劇だったので、伊東さんの暗殺場面や、鳥羽・伏見の戦いの場面も感慨深かったです。


あと、根本くんキタムラさんのブログに、前川邸に行って、普段は非公開の邸内を見せていただいた……というレポが載っていましたが、劇場に行ったらなんと前川邸の方からお花が!(上の写真)
素晴らしいです!


そして、根本くんをはじめとするキャストの演技も最高でした!
明日でこのお芝居とお別れしなきゃいけないなんて、本当に寂しい!
きっと明日は、いつも以上に号泣すると思います。