2010/08/06
舞台 『BARAGA-鬼ki』再演・東京初日

本日は根本正勝さん主演の『BARAGA-鬼ki』再演初日です。

で、劇場に着いて驚いた。
最前列センターなんですけど!!
ゆ、油断しまくった格好で来ちゃったよ~!!

すみません、根本さん、最前列に気合いの入っていない姿で座ってしまって……。


そして、再演です。
今回は桂小五郎役以外は、ほぼ前回と同じキャスト。
話の流れは同じですが、細かくいろいろと変わっていました。

一番「ああ!」と思ったのは、日野の土方歳三資料館に収蔵されている土方さんの愛刀、和泉守兼定に関する描写。
これはぜひ劇場で確かめてみてください。

最前列だからこそ、舞台裏のバタバタやトラブルも何となく伝わってきて、多分いろいろ大変だったのだと思いますが、気づくとボロボロ泣きながら見ていました。

土方さんは初演のときよりずっと精悍になった感じで、とにかく一つひとつの演技がきめ細かく、メリハリがあって「ああ、そういえば根本さんを好きになったのも、鷹通さん役でいっさい手抜きなしのきめ細かい演技をしてくれたからだったなあ」と、思いだしてしまいました。

井上さん役の石倉さん近藤さん役の末吉さん沖田くん役の加藤くんも本当にうまい。
藤堂くん役の春見くんも愛らしさが増して、それだけに泣かされました。

初日の幕が開いたばかりで、どうしても段取りをこなしている感じになる部分はありますが、きっと日を追うにつれ感情が乗ってくるでしょう。
東京公演はあと3回見る予定なので、進化していく様子を楽しみたいと思います。

とにかく素晴らしい劇です。
迷っている方はぜひ、劇場に足をお運びください!!