遙かゆかりのスポット巡り

景時さんお誕生日おめでとう!特集

報国寺(神奈川県鎌倉市)



『運命の迷宮』で事態が大きく展開するきっかけになったのが、ここ報国寺での景時さんの負傷でした。
階段を転がり落ちた……と、後で言い訳していましたから、きっと上の写真の辺りに倒れていたのでしょう。

望美ちゃんが助け起こしたスチールはいいですね!!
景時さん「ああ…そうだね―君だね」が心に沁みた。

景時さん
ルートでは、ここで「オレはあの子の八葉だから!」という、 十六夜記と対をなす台詞が聞けるのもうれしいです。

  

報国寺足利、上杉両家の菩提寺として栄えた寺で、建立は1334年。
当然、景時さんの時代には影も形もありません。

孟宗竹の竹林(上)が有名で、「竹の寺」とも呼ばれますが、孟宗竹自体も江戸時代に広まったものなので、平安末期にはなかったでしょうね〜。

静かな竹林を歩きながら、ヒノエくん敦盛さんがしたように、ついつい「結晶」を探してしまいます(笑)。
    
 
 

本堂(上)に祀られている本尊は釈迦如来座像。
開基は足利尊氏の祖父、家時とされています。

この家時さん、先祖の源義家が「自分の七代目の孫が天下を取る」と書き残した七代目に当たったため、「自分より三代後の子孫が天下を取るように」と願文を書いて自害したと伝えられています。
確かに孫の尊氏は征夷大将軍となりましたが、さすがにこれは話がうますぎ……ということで、後世の創作の可能性が高いそうです。