2010/08/22
舞台 『BARAGA-鬼ki』再演・京都千秋楽

今日は御陵衛士の本拠地、高台寺月真院へ行ってきました。
ここからあの油小路まで、藤堂くんたちは必死で駆けて行ったんだなあと感無量でした。


さて、17時からはついについに千秋楽を迎えた『BARAGA-鬼ki』です(上の写真は1日目のもの)。
以下は千秋楽のお遊びシリーズ。

財布を取り返してもらった永倉さんのコメント。
永倉さん「私の財布とかけて、恋心と解く」
井上さん「その心は?」
永倉さん「どちらも、胸にしまっておくでしょう」
(客席から拍手)
永倉さん「ながくらっちでした!」(退場)
井上さん「おい! ギリギリだぞ!」

2幕冒頭、御陵衛士が屯所を去るとき、なんと、行列の中にキタムラさんが!!

永倉さん原田さんの会話
原田さん「俺もその……ピカチュウ突然の死ですよ」
永倉さん「では、私も自分のDSで……。! ピカチュウが死んでいる!!……ポケモン! じゃなくて馬鹿もん!!」

流山で、薩摩軍に質問されて
土方さん「私はここの給食係の内藤隼人と申します。今日の給食はこてっちゃんです」
薩摩兵こてっちゃん! おいの友人に『ねもっちゃん』という人間がおりますが」

それから、京都公演では、藤堂くんの台詞が一部変わりました。
東京壬生の屯所にいたころは、もっとにぎやかだったのに」
京都前川邸の屯所にいたころは、もっとにぎやかだったのに」

お花をいただいたことへのお礼?


とにかく今日の演技は、のっけから熱くて熱くて、藤堂くん沖田くんが斬り合うところなんて、涙で前が見えない!
源さん落命のシーンも、源さん、周平、土方さん、斎藤くん、永倉さん、原田さん、みんなが本当に泣いていました。

流山での近藤さんとの別れも、必死に近藤さんの表情を探ろうとする土方さんと、土方さんから見えないところで悲壮な決意をする近藤さんの表情に泣かされて泣かされて。
近藤さんが去った後の斎藤くんも感極まっていました。
彼と土方さんの握手にも泣かされまくり。

最後、新選組副長として斬り込む土方さんは、台詞が一言もない殺陣のシーンで痛いほど感情が伝わってきて、ここから終幕までも泣きっぱなしでした。

終演後、私たちは比較的前の席だったので、後ろの人に悪くて立ち上がれなかったのですが、スタンディングオベーションも出て、ここまで舞台を見てきて初めて、根本さんの涙を見ました。
仲間とスタッフとキタムラさんと、そして観客に感謝の言葉を述べながら目頭を押さえる根本さんは本当に美しくて、感動的でした。

素晴らしい劇をありがとう!
本当に本当にお疲れ様でした!!!



劇場を出てから向かったのは、池田屋跡にある居酒屋「池田屋」
本物の池田屋そっくりに間取りが再現されていて、蒲田行進曲的大階段まであるのにびっくりしました。
メニューももちろん新選組一色。
「近藤勇」「土方歳三」カクテルに加え、山南さん、永倉さん、沖田くん、原田さん、斎藤くんカクテルを注文しました!
お味はエコノミーな居酒屋なのですが、こういったメニューの楽しさに盛り上がりました。


根本さんのおかげで、本当に楽しく、興味深い京都旅行ができました。
あなたに出会えて本当によかった!