2009/11/17
『ハナレウシ』
『遙かなる時空の中で 舞一夜』の上演前に、演出のキタムラさんが手がけた舞台、『ハナレウシ』。
根本くんや誠治郎くんも出ているというので、通販にてDVDを購入しました。
幕末の長州藩を舞台に、高杉晋作の活躍を描くストーリー。
根本くんは晋作の親友、久坂玄瑞の役なのでなかなか出番が多かったです。
誠治郎くんは高杉から奇兵隊を任される山縣狂介役で、すごく合ってたなあ……。
長州藩側が主役と言うことで、根本くんが土方さんを演じた『BARAGA-鬼ki』とは立場がちょうど逆。
2つのお芝居で同じ役を演じる人がいたりと、関連性が強く感じられます。
そして思いました。
『遙かなる時空の中で』は、キャストにもスタッフにもものすごく大きい経験だったんだなあと。
人間像の掘り下げ方、ドラマの掘り下げ方等、格段の違いがあります。
もちろん『ハナレウシ』も面白いのですが、やっぱり違う!
根本くんの演技も、ずいぶん異なっています。
『遙か』のとき、鷹通さんという「イメージがものすごく固まっている人」を演じるのに苦しんだ……というようなことをブログで書いていましたが、努力の甲斐があったと思います。
あれ以降、「根本くんの分身」ではなく、お芝居のたびにまったく異なる人物を演じることができるようになったのではないかと。
『ハナレウシ』と『リバースヒストリカ』の間に『遙か』があったと思ってDVDを見比べると、その間の成長ぶりがとてもよくわかります。
なので、ファンの方は両方見るのがおススメかも。
これからも難しい役にどんどん挑戦して、苦しみながら成長していってほしいです!
がんばれ!!