総括2
『舞一夜』『朧草紙』を振り返って「キャスト編」
八葉中心に各俳優さんについて勝手なことを書いていきます!
(全員年下だから「くん」呼ばわり)
●青龍
頼久さん役:成松慶彦くん
最初に見たとき、「本当に頼久さんと同じ体型の人っているんだ…」と感動しました。あの衣装が、水野さんの絵のとおりにぴたりと合っていて、髪型も含めまさに頼久さん!!
ご本人は、かなり癒し系&感激屋さん&ポエマーのようですが、その個性を生かした『朧草紙』の場面(恋バナの場に置いていかれる)では、毎回毎回違うアドリブで楽しませてくれました。
台詞回しを鍛えれば、きっともっと幅の広い役柄が演じられるはず!
私の中の頼久さん像が、かなりほんわかしたものになったのはこの方の影響です。
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か2」の頼忠さんはもちろんですが、ぴったりなのは「ネオアン」のジェイド!
優しくて大きくてアクション派! 「遙か3」の白龍や経正さんも似合いそう。
あと、意外なところで「遙か4」の遠夜もアリだと思うのです。でっかくて穏やかだからね。
天真くん役:中村誠治郎くん
黙っていればものすごい美青年なのに精神年齢小5(笑)。だからこそ高校生役に無理がないのかな?
初演ではあかねちゃんの心が季史さんに向いているのを知って落ち込む演技がものすごく印象的でした。
あと、回を重ねるにつれレベルアップしていったアクションシーン!
跳び蹴り、回し蹴りは芸術的にかっこいいです!!
常にいっさい手抜きなし!
中村くんのおかげで天真くんの好感度がすごくアップしました(関智ゴメン)。
ブログに寸劇シリーズをアップしたり、人を楽しませようとする気持ちがとても伝わってくるいい役者さんです。
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か2」の勝真さんはもちろんですが、「遙か3」の九郎を根本くんの弁慶とコンビでやってもらいたいよ~!!
「遙か4」はサザキで、成松くんのカリガネとコンビ……って、コンビばっかだな(笑)。
「遙か3」で譲くんをやってもらいたい人でもあるのですが……。
あ、「ネオアン」のレインもあり!
●朱雀
イノリくん役:椎名鯛造くん
元気で明るくてにぎやかで素直で、でもけっこう頑固なイノリくんを、そのもの!という感じで演じてくれました。
『朧草紙』では内面の葛藤や暗さも出ていて、そういう部分もきちんと演じられる役者さんです。
あと、天真役の中村くんのことを好きすぎるよ(笑)。『朧草紙』のパンフのコメントが、全部中村くんのことになっているのには笑いました。
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か2」のイサトくんはもちろんですが、「アンジェ」のゼフェル、ユーイや、「ネオアン」のエレンフリート、「遙か4」の那岐なんかもイケルと思います。
あと、マニアックですが、一番合ってるのはショナ(ゼフェルの偽守護聖)じゃないかと…。
詩紋くん役:河野弘樹くん
こんな美少年がいたのか!というくらい、クルクルの大きな瞳が印象的。役者魂を爆発させて、初演では地毛を染めて詩紋くんを演じてくれました(髪が傷みすぎてその後はウイッグに)。
お母様が遙かファンということで、アドリブもオタク心をそそる内容がてんこ盛り。楽しかったです!
『朧草紙』では、詩紋くんのつらさ、諦めと、人を守ろうとする強さに何度も涙腺を刺激されました。もともとうまいけど、さらにうまくなったよね~。
最高の詩紋役者でした!
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か2」の彰紋くんはもちろんですが、「アンジェ」のマルセルや「ネオアン」のルネもはまり役でしょう。
ただ、個人的には「アンジェ」のジョヴァンニ(マルセルの偽守護聖)、「遙か2」の和仁あたりにも挑戦してもらいたい……。もうちょっとたったら「遙か3」の弁慶もありだと思いますよ!
●白虎
鷹通さん役:根本正勝くん
いやもう、初対面から魂鷲づかみのかっこよさ。
舞うように美しい殺陣、凛とした台詞回し、きめ細かい演技にノックアウト(死語)されました。
鷹通さんの意志の強さや真面目さ、優しさ、自分の力の限界を認識した言動などを多面的に表現してもらえて、ファン冥利に尽きますわ~~。
しかも、素顔の根本くんも世話焼きで人望がある努力家の天白虎体質なのがたまらん!
トークもうまいし、笑いも取れるし、
ああ、もう大好きだ!!
根本くんに会えたのが、「ネオロマンス・ステージ」最大の収穫でした。
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か2」の幸鷹さんはもちろんですが、中村くんのところに書いたように「遙か3」なら弁慶。
「遙か4」は待ったなしの忍人さんだ~~!! もうこの人以外にいないよ!
見たい見たい、ものすごく見たい!!!
「アンジェ」だとエルンスト? 案外、フランシスもいけると思いますが。
身長を気にしなければカイン(クラヴィスさまの偽守護聖)が最適!
友雅さん役:寿里くん
初演のとき、この人と根本くんが舞台に立っているのを見て、
「夢みたい…天地白虎が現実にいるなんて…」
とうっとりしたのを覚えています。
何せあの美貌ですから、「女性が放っておかない」という設定にものすごく説得力がありました。
『朧草紙』での殺陣も、きれいだし、かっこいいし。
オリジナル友雅さんほどの毒は感じませんが、飄々としていて常に冷静…というキャラクター造形は大成功。
カーテンコールや感謝祭で見せる剽軽さや面倒見の良さもとっても好きです。
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か2」の翡翠さんはもちろんですが、「遙か3」では将臣くんか知盛、「遙か4」では柊をやってもらいたいなあ。「遙か3」の惟盛さんもOKだと思います(笑)。
あとね~、「アンジェ」でクラヴィスさま。ジュリアスさまはアイルくんで、
二人で陰険漫才やってもらいたい!!
「ネオアン」ではニクスかなあ。
●玄武
永泉さん役:長谷部恵介くん
本当に最初は滑舌が悪くて姿勢が悪くて…と、ダメなところしか目につかなかったのに、この2年間で最も成長した人です。
ふんわりと花のように笑う、気弱で上品な永泉さんが舞台の上にいました。
一番お気に入りなのは、『朧草紙』であかねちゃんにスルーされて落ち込むシーン。
再演でさらにかわいくなったんですよ~~!!
今の演技力でもう一度『舞一夜』をやってもらいたい!
役の上では「わ、わたくしは…」とオドオドするくせに、フリートークで「俺は…」と話し出すのがすごく新鮮でした。
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か2」の泉水さんはもちろん、「遙か3」では敦盛さん、「遙か4」では布都彦くんと、保志さんキャラをやってほしい!
たおやかな美しさがぴったりなんだもん!!
「アンジェ」ではティムカちゃんがはまりそうですが、役柄を広げるならセイラン! 「ネオアン」のマティアスとかも結構面白い気がします。
泰明さん役:八戸亮くん
声が低くて、表情がなくて、まさに泰明さんでした。
身体が細いのに動きは速くてきれいだし、技がかっこいい!!
『朧草紙』では、その「作り物」っぽい泰明さんから一歩踏み出して、さまざまな感情の芽生えを表現していました。
「神子、やめろ。無駄だ」
と、フラフラになりながらあかねちゃんを案じるところや、泣き顔、笑い顔。
素の八戸くんや、ほかの役柄を知っているだけに、見事な泰明さんぶりにただただ感動です。
ひえええ~とか、間違っても言わなそうだし(笑)。
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か2」の泰継さんはもちろんですが、「遙か3」ではヒノエくんか譲くん、「遙か4」ではアシュか忍人さん、…う~ん、遠夜もできるな。細すぎるから衣装がつらそうだけど、役柄的にはサザキもありでしょう。
「アンジェ」ではランディ? 「ネオアン」ではヒュウガかな。
●それ以外のキャスト
季史さん役:木村啓介くん
見目が麗しいのですよ、とにかく。そして、女心をさらってしまいそうな、寂しげな風情。歌もうまくて、まさに季史さんという感じでした。
毎日ブログを読んでいると、面倒見のいい人なんだなあとか、遙かのカンパニーが大好きなんだなあとか、じんわりと伝わってきます。
大阪出身だけどアイルくんとは対照的に、ちょっと感情表現が不器用なところが魅力…かな。
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か3」なら重衡さん/銀。「遙か4」なら風早、サティあたり。
「アンジェ」はフランシスかエルンスト、「ネオアン」はベルナールもジェットもマティアスもありだと思います。
アクラム役:汐崎アイルくん
まあ、とにかくきれい!
あの格好をしてギャグにならない美しさ。
そして、絶対にコケるわけにいかない役柄を、堂々と、誇り高く演じきっていて素晴らしかったです。
声がいいし、台詞も明瞭で、キツい美貌とあいまって最高のボスキャラ。
仮面が割れて髪がほどけた後なんて、少女漫画の絵以外の何者でもありません。
で、フリートークではバリバリ関西弁のお笑いキャラになるのだからすごい。
再演では、カーテンコールの後、最後の最後に退場するときに、投げキッスしたり、敬礼したり、ピョコンとスキップしたり、お茶目でした。
ネオロマでほかの役を演じるなら
「遙か2」では当然アクラム。「遙か3」では知盛だよなあ、やっぱり。泰衡さんもありだと思います。「遙か4」では夕霧をやると面白い! きれいだし、関西弁だし!
で、この人ほど「アンジェ」に向いている人はいないので、やはり光の守護聖さまを演じていただきましょう! 神々しいよ。アリオスもありだと思います。
以上、とっても勝手なキャラ語りでした。
ネオロマでほかの役を演じるならについては、異論反論大歓迎です。
これだけいろいろな想像(妄想?)をかき立ててくれた素晴らしいキャストに心からの拍手を…!!
あかねちゃん、藤姫ちゃん、Z団およびBB団の皆さんも大好きですよ~~!
でも、果てしなく長くなるので割愛。
すみません。