2009/02/14
舞台 朗読劇『苦情の手紙』

バレンタインデーということで、プレゼントのチョコレート片手に博品館劇場に行って、『苦情の手紙』を観劇しました。
三人のキャストによる朗読劇で、出演は大林素子さん渡部将之さんとわれらが根本正勝くん
根本くんの役が主役と言っていいと思います。

根本くんの役は、田舎から出てきた人のいい男性。
賃貸住宅に入居したところ、下の部屋に住む女性から苦情の手紙が届き始めます。
最初は「夜の洗濯」「スキップ」をやめろ程度だったのが、要求はどんどんとエスカレート。
困惑しながらも、男性はそれに応えようと努力するのですが……。

上演時間1時間10分、ほとんど途切れなく根本くんのお芝居を聞けるというのは初めての経験で、とてもうれしかったです。
新鮮さを大切にするため、キャストが集合しての稽古は1回きりだったそうですが、そうは思えない仕上がりでした。

座ったまま台本を朗読するスタイルなので、体の動きはいっさいなし。
声の強弱や表情だけで、心情の移り変わりを見事に演じていて感動しました。
やっぱり実力がある!
もっとたくさん舞台に出てほしいなあ。

ちなみに終演後、『寄り添う二人』のDVD購入者は根本くんとサイン+握手ができたのですが、
ガーン、去年のクリスマスに買っちゃったよ。

仕方ないので、ファンの人と話しているのをしばらくじーっと見てから帰ってきました(涙)。