「優しさと気品の人。
私はあなたの息子でなかったことが恥ずかしかった。
だから少しでも早く、少しでも上へ、出世をしたかった。
無理だとわかっていても
世間に認められて、あなたの自慢の息子となれるように」
コミック版『遙かなる時空の中で』9巻より。
鷹通さんは、この松尾大社で大威徳明王に天の白虎として認められます。
お義母さんの魂を巡り、シリンと争った後のモノローグがこの言葉。
どれだけ彼女を大切に思い、恩に報いたいと願い続けてきたかがよくわかります。
鷹通さんは鷹通さんであるだけでお義母さんに愛されていたと思うのですが、
彼はそうは思えなかったのでしょうね。
友雅さんがそのあたりをしっかりと理解しているのも素敵だなあと思いました。
撮影場所:京都府京都市西京区の松尾大社にて