遙かゆかりのスポット巡り

一条戻り橋(京都府京都市上京区)



「一条戻り橋」は、陰陽師安倍晴明が式神を隠していたと言われる場所です。
写真は以前使われていた欄干で、そばにある晴明神社(安倍晴明の邸跡に建てられたと言われている)の境内に置かれています。
左の石像が式神(笑)。

2001年の暮れに京都で行われた『遙かなる時空の中でスタンプラリー』のときは、晴明神社の境内に泰明さん、泰継さんのスタンプが置かれていました。(そして熱烈な神子様方のせいで、途中で軸が折れてしまいました)

コミック版ではあかねちゃんが晴明邸に迷い込んで、にひっぱたかれるというエピソードがありましたね (そして友雅さん監禁事件へと続く…)。

また、映画の『舞一夜』では、四季の花々が同時に咲く不思議な邸を、 白虎の二人がそれぞれに訪れる…というシーンが印象的です。

黒麒麟
があかねちゃんをさらっていったのも一条戻り橋。 助けに行くときに弓を携えた鷹通さんが素敵でした〜〜! 鷹通さんに指示する友雅さんも〜!!

すみません、うちは天白虎中心のサイトなので、これだけやっくんたち寄りのスポットでも、こんな解説になっちゃうんです(汗)。

以下、追加スチールです。
    
晴明神社の本殿に続く二の鳥居
映画『陰陽師』と『遙か』シリーズのヒットなどで、訪れるたびに建物がきれいになり、ショップやグッズが増え、とにかく変化が目覚ましい神社です。
最初に来たときは、まだ知る人ぞ知る「効き目はすごいけどお守りやお札を粗末にすると祟りもすごい神社」でした。
当時は怖くて何も買って帰れなかった……(笑)。

 

本殿(左)と、晴明井
この神社のシンボルは、言わずと知れた五芒星泰明さんが美しく宙に描いていたあの図形ですね。
同じく五芒星をあしらった晴明井はここが晴明の邸だったころからのもので、同じくこの地に住んだ千利休も、茶を点てるのに使った……と、言われているそうです。


 


そして、晴明神社にほど近い場所にある現在の一条戻り橋
久しぶりに行ったら、ものすごくきれいになっていました。
川の周りが遊歩道になっていて、戻り橋のそばには公園も作られています。
昔は左上の看板が立つ、寂しくて暗い感じの場所だったのですが……やるな、京都市。

遊歩道にはこんな看板(↓)もあってウケました。
ひしゃくが置いてあって、「この『ひしゃく』で植木に水をやっていただけませんか」との文字。
早速川から水を汲んで、そばのさざんかにあげましたとも! 鷹通さんが!(笑)
あんまり明るいのでもう式神は隠れていない気がしますが、神社に行ったらこちらにもぜひ立ち寄ってみてください。