遙かゆかりのスポット巡り

斎王代御禊(上賀茂神社:京都府京都市北区)

 

上賀茂神社で葵祭の前に行われた、斎王代の禊の儀の様子です。
この禊ぎは上賀茂神社と下鴨神社で毎年交替に行われるそうで、この年は上賀茂神社の番でした。
通常なら「女人列」と言われる、斎王代とその侍女役の平安装束の女性たちの列が、上賀茂神社の境内をしずしずと歩くのですが、この日はあいにくの雨。
マイクロバスから平安装束の女人がぞろぞろ出てくるという、ある意味レアな光景を見られました(笑)。

斎王代さんは本当に美しくて、一目惚れしちゃった友雅さんの友人の気持ちもわかります。
このエピソードから、『夢浮橋』ではドキドキ逃避行体験が始まるわけですね。

もともと斎王は未婚の内親王やその娘が務めたものですが、何度か途絶えた葵祭が1950年代に復活した際、一般の未婚女性から選ばれるようになったので、「代」が付くようになったそうです。

上賀茂神社は泰明さんに深呼吸させられたり、泉水さんにひもろぎの意味を習ったり、鹿の奥さんを探したりした場所ですが、天白虎目線では幸鷹さんの好きな花、「萩」の入手ポイント。
幸鷹さんは鷹通さんに比べて、かなり渋い好みですね。

↓以下は追加スチールです。

       

「女人列」が到着する前に、準備にいそしむ男性たち。
本日の主役は飽くまでも斎王代です。

  
マイクロバスからゾロゾロと社殿に向かう女官たち。
小さな女の子もいて、とても華やかでした。

社殿にて、儀式の始まりを待ち、ページ冒頭のシーンへと続きます。