遙かゆかりのスポット巡り

忍人さん・鷹通さん・幸鷹さん お誕生日おめでとう!特集

将軍塚(京都府京都市東山区)



『遙か』ではゲームでもコミックでも舞台でもおなじみの将軍塚
金属性なので、天地白虎二人を連れて札めくりに来たのも懐かしい思い出です。
コミックでは、天地青龍が最後の札を受け取る場所がこの将軍塚でした。
映画と舞台では、最初は頼久さんあかねちゃんが二人で、次には八葉全員と藤姫も一緒に上り、京の都を見渡していましたね。

桓武天皇平安京から長岡京に都を移した後、さまざまな災厄が続き、都は危機に瀕していました。
和気清麻呂の助言を受けて、天皇は再度平安京に遷都を行います。
その際、都を護るために高さ2.5メートル程の武将像を土で作り、鎧兜を着せ、鉄の弓矢と太刀を持たせてここに埋めたと言われています。
国に大きな異変が起ころうとするとき、この塚は鳴動し、暗雲が青空を覆いつくしたと『源平盛衰記』『太平記』などに記されているとか。

 

この将軍塚は、現在では麓にある青蓮院門跡の飛び地境内ということになっています。
知恩院の裏山の山頂にあるため、「車でしか行けない場所」(京都駅観光案内所談)。
私たちはタクシーで登って、運転手さんに待っていていただいて観光しました。

山頂にあるのが大日堂(上右)です。
敷地の前には立派な山門もあります(上左)が、これらの建物ができたのは明治時代で、それまでは平安時代に作られた大日如来像が雨ざらしで置かれていたそうです。
幕末の勤皇の志士たちは、この如来像に身の安全を謝することが多かったとか。

 
境内は現在、枯山水を含む日本庭園(上)となっていて、秋には紅葉、春には桜を楽しむことができます。
これらの季節には、夜間のライトアップも行われます。
ただし2013年から2014年の夏ごろまで、大護摩堂建立のためこの庭園は閉園となるので、しばらくはこの景色が見られないようです。
 
将軍塚には二つの展望台があります。
北展望台(上左)からは御所(緑の多いエリア)や、遙か遠くに比叡山を望むことができます(上右)。
ちょっとこの日はお天気が悪かったですけどね(^_^;。
あかねちゃんたちが立ったのはこの場所かな?

CDドラマ『もしも八葉が京都に来たら』では、ここからの夜景を見た鷹通さん「京の都も美しいですが、京都と言うところも大変美しいところですね」 と言うと、「しかし、どうも居心地が悪いと思っていたら、ここは愛を語らう場所のようだな」 と、すぐに友雅さんが突っ込んでいましたね。
見ているものが違うな(笑)。



上は西展望台からの眺望です。
こちらは立派なコンクリート製のビルになっていて、3階建てくらいの高さがあります。
2002年に行われた『遙か』のプレミアムツアーの際には、この展望台から三木さん中原さんが降りてきて、参加した神子様たちを大感動させたのだとか。
うらやましいので、お二人が歩いたであろうコンクリートと階段をしっかり踏みしめてきました(笑)。

しかし、普段出歩かないのに、こんなところまでがんばって上ってきた藤姫ちゃん、本当にお疲れ様でした!