遙かゆかりのスポット巡り

譲くんお誕生日おめでとう!特集

円覚寺(神奈川県鎌倉市)



JR北鎌倉駅で降りてすぐの、線路沿いにあるのが円覚寺です。
『運命の迷宮』の中でいくつかのエピソードの舞台になっていますが、譲くんのお誕生日記念ということで、まずは望美ちゃん佐助稲荷の次に「雷」の被害を確認しに行った場所……としてスポットを当てたいと思います。
何せ天地白虎が揃ってお伴してくれますからね!

『遙か3』『1』『2』に比べてあまり天地白虎がコンビで動くことがなかったですが、『迷宮』では二人して家事担当だったからチームワークがよさそうでした。

二人が望美ちゃんを待っていたのは、この円覚寺の山門前(上)。
円覚寺は鎌倉幕府の第8代執権、北条時宗が1282年に創建したお寺なので、当然景時さんの時代にはありません。
時宗は元寇を退けた執権ですね。この寺もその戦没者供養の意味があるそうです。
山門は、1785年に再建されたものだとか。
   
 

山門と譲くんの2ショット
(上左)と、寺内にある舎利殿(上右)。
なんか松の葉が刺さって痛そうですね。ごめん、譲くん
舎利殿には中国能仁寺より源実朝が請来した仏舎利(釈尊の遺骨)が収められ、建物は鎌倉唯一の国宝建造物に指定されています。
現在も禅の修業が行われているため、一般の立ち入りは禁止。
11月とお正月に外観のみ公開されるとのことでした。
 
円覚寺には白鷺池(びゃくろち)と妙香池(みょうこうち)(上左)の2つ放生池がありますが、この妙香池の露出岩盤が「虎頭岩」と呼ばれています。
虎に見えるかな?
2001年に、江戸時代初期の絵図に基づいて、この岩を中心に庭を復元したのだそうです。
さらに白鹿洞(びゃくろくどう)(上右)という洞窟跡が残っていて、落慶の日にここから一群の白鹿が表れたと伝えられています。

さて、再び『運命の迷宮』の世界に戻りましょう。

  

円覚寺の境内を横切って走る横須賀線。
この踏切を見ると、幻影を思い出しますよね〜!!
いまや大河ドラマの主役ですが(笑)。
『遙か3』ファンの方はすぐにお寺に入らず、ちょっと大回りしてこの場所からアプローチすることをお勧めします。

 

そして!!
大変お待たせいたしました。リズ先生とリスのスチールでおなじみ、弁天堂茶屋です。
このお茶屋さん、かなり急な階段を上ったところにありまして、修行中の二人なら軽いんでしょうが、たどりつくには結構根性が要ります。
頑張って上ると、こんな眺望が開けます(下左)。
いただいたメニューは生のゆずを使ったゆずカキ氷(下右)でした(笑)。

 

お茶屋が傍らに立つ弁天堂には、北条時宗の息子、貞時が献納した洪鐘(おおがね)があります。
こちらも国宝。
何度試みても鐘の鋳造がうまくいかず、江ノ島弁財天に貞時自らが七日七夜籠もって、加護を祈ることでようやく完成させたという逸話があるそうです。
忘れずにチェックしましょうね!(←忘れかけた人)
ちなみに私が行ったときには、リスはいなかったです。