流星譚　舞台・イベント・DVDレポート

ずーっと恐れていた今年最後の根本くんの舞台に行ってまいりました。

私が根本くんの舞台を見るようになってから、最もひどい出来だった今年1月の『BUTLER×BATTLER～執事王選手権～』が、新作としてなぜか再演されちゃったわけですが（なんか出来の悪い舞台ほど再演率が高い気がして悲しい）、ううむ、私は反省しなければならないかも。

『BUTLER×BATTLER～執事王選手権～』
結構面白かったんじゃないですか？

というくらい、今夜の舞台はひどい出来だった（さこさんによると、「気のせい。あっちはもっとひどかった」らしいですが）。

なんかもう、脚本と演出が崩壊しているだろうことは覚悟していったんですが、衣装の趣味までこんなに悪いとは……！！
ね、根本くんのパッツンパッツンのダブルのスーツと謎のアスコットタイ、勘弁してくださいっ！！

観客としてどうしていいのかわからないこの舞台を眺めているうちに、しみじみ思ったのは「役者さんって大変だなあ」ということ。
どんなに話が崩壊していても、感情をどういう方向に持っていけばいいのかわからない演出でも、意味不明なシーンでも、力の限り演じなきゃいけないんだもんなあ。
で、作品の宣伝も積極的にしなきゃならないんだもんなあ。

役者さん側に作品や脚本を選ぶ権利と言うのはほとんどないようですから、根本くんが少しでも素敵な作品、脚本、演出に出合えることを心から願っています。

でももうこの劇団の舞台には出ないで、根本くん！
マジに見に行くの辛いから！！（Ｔ＿Ｔ）