2010/03/15
『Tシャツ三国志』千秋楽

月曜日の午後5時開演!って、会社クビになりそうな試練!
しかし、それにもめげず、行ってまいりました、根本くん出演の舞台、『Tシャツ三国志』

そして、ものすごくひっさびさに(泣)当たり!のお芝居でした!!

根本くんは残念ながら、今日の昼の部と夜の部のみ出演の「語りべ」役だった(ほかの日には、賢雄さん関智さんがこの役を務めたようです)のですが、お願いです、再演……というより続編を上演する際は、ぜひぜひメインキャストに入れてください!!

本日が千秋楽だったのでストーリー書いちゃいますが、科学者が「名前を書いたTシャツを着るとその名前の人格になってしまう」という発明をして、それをゲームに応用するため、自分の孫の会社の人たちに三国志の登場人物の名前を書いたTシャツをガンガン配ってしまう……というのが物語の発端。

黄巾の乱から呂布董卓への寝がえり、反董卓連合軍の結成といった三国志の物語が、限られた人数のキャストがTシャツを次々と着替えることで繰り広げられていきます。

時折、もとの会社の人間関係に戻ったり、バッドエンディングでリセットしたり、あくまでゲームなので、戦闘シーンがじゃんけんだったり、腕相撲だったり、くるくると現実と虚構を行き来しながら、主人公である科学者の孫(無気力な草食系男子)がだんだんと成長していく様が描かれ、気づくと夢中になって見ていました。

根本くんの語りべは、三国志の歴史的背景や流れを解説しつつ、時折主人公に「さあ、あなたはどちらを選びますか?」と選択肢を示す役割。実は彼自身も三国志の登場人物であることが最後に明かされます。

とにかく三国志のさわりの部分までしか描かれていないですからね! 
続編がものすごく見たいです! 
そして、それには根本くんもガッツリ入ってほしいです!!

キャストの人たちがものすごく芸達者で、何役兼ねているのかはっきりわかりませんでした。
本場のシェイクスピア劇はやっぱりこんな風に少人数が何役も兼ねて演じるので、久々に演劇心が刺激されました。
いいお芝居でしたよ! 
根本くんのおかげでこういう演目に出合えてよかった。