《『茂祭』記念 はなのうた特集》
『遙か』の中原さんの歌の中から、花や植物が登場する曲を写真とともにご紹介します。


「ああ はらはら舞い散る桜よ 見えざる悪戯 神の手か
はらはら舞い散り また咲くだろう」

葛城忍人『孤影に降る夢』より


後にも先にも、出だしを聞いただけでダーッと涙が出たのはこの歌のみ。
忍人さんのあまりにも有名な最初のキャラソンです。
中原さんの澄んだ声がすーっと伸びて、忍人さんの悲劇性を際立たせています。
この歌までは、は私の中で「鷹通さんの好きな花」という位置づけだったのですが、
今ではあのエンディングを象徴する花になってしまいました。
もちろん、大団円のほうのエンディングも思い出しはするのですが……。

好きな歌詞は
「美しさは 散るからじゃない 
あざやかな季節を 共に見る人が 微笑むから」

中原さんが大阪のネオロマライブで初めて歌われたときには、
涙で前が見えなくなりました。

撮影場所:奈良県橿原市の橿原神宮